マウスをKVMスイッチで切り替えるなら手元スイッチ1つで楽々

もっと便利に使いこなす

KVMスイッチのKVMとはキーボード、ビデオ、マウスの頭文字を取ったもので、複数のコンピュータを1組のコンソールから動かせる切替器を指します。

1台1台のコンピュータにすべてキーボードやディスプレイが接続されていると、狭い家では置き場所に困ることがあります。
KVMスイッチを利用すれば手元から簡単に切り替えることができ、スペースはもちろんデバイスの購入費を節約できることがメリットです。

このような利点はオフィスでより大きく活かすことができます。無駄なスペースを減らしてコストダウンに貢献するとともに、コンピュータの間を移動する時間を削減して業務の効率化を実現できるでしょう。

機械式のKVMスイッチは比較的単純な構造で値段も安価ですが、接続できるコンピュータの数が少なく、また接続されていないコンピュータはデバイスを認識しないのが一般的です。

そのため切り替えたときにマウスが反応しないなどの問題が起こる恐れがあります。
そこで最近では接続できる数が多く、繋がっていないコンピュータにもデバイスを認識させるようにした、電子式のKVMスイッチが普及しています。

KVMスイッチと延長器でハードウェアを接続するには

家庭用などで5メートル以内の距離であれば、普通のUSBケーブルでKVMスイッチとハードウェアを接続することが可能です。
しかし少し距離が長くなるとノイズを防ぐため、別途ケーブルや延長器を使う必要があります。比較的近い距離で接続するには、アナログタイプのKVMスイッチが利用されます。
これは入力情報をアナログ信号に変換し、カテゴリー5ケーブルを使って転送するものです。

主としてLANネットワークで使用され、反応が遅れたりすることはほとんどありません。光ファイバーを使うタイプや、マイクやスピーカーを接続できるタイプなどもあります。

中距離から遠距離ではデジタルタイプのKVMスイッチが用いられます。
これは入力信号を圧縮してデジタル化し、WANやインターネットを通じて転送する仕組みです。
アナログタイプよりは接続できるコンピュータの台数が少なく、反応が少し遅く感じることもありますが、日本中どこからでも操作できるというメリットがあります。

このようにKVMスイッチにもいろいろな種類があるため、コンピュータの数や種類や解像度などに応じて、最適な機種を選ぶことが大切です。