KVMスイッチで仮想環境を構築手順

仮想制御環境を実現する

KVMスイッチは複数のコンピューターシステムを1台のキーボードとマウス、及びディスプレイで切り替えて操作する物ですが、多くの台数を操作するためには仮想環境をしっかりと構築してその割り当てを行うことが重要となります。一般的にKVMスイッチにはさまざまな種類があり、接続できる機器の数量がUD-12、UD-14といった具合に表示されています。UD-12は1台のコンソールに2台のコンピューター、UD-14は1台のコンソールに4台のコンピューターが接続できる構成になっています。
しかし、利用環境によってはそれ以上の大量のコンピューターシステムを一元的に管理したい、あるいは複数のコンソールでシステムを管理したいというニーズもあり、その際にはネットワーク型のKVMスイッチを利用することで可能となります。このタイプはポートにコンピューターシステムやコンソールを割り付け、KVMスイッチをLANケーブルで接続することで仮想的に複数のシステムを複数のコンソールで操作することが可能になります。このKVMスイッチのネットワークと現地にあるKVMスイッチのUD-12などといったポート数を上手に組み合わせることで遠隔地のさまざまな拠点のコンピューターシステムが操作できるようになります。

USB対応のネットワークKBMスイッチを利用する

複数の拠点のコンピューターシステムを操作する際には、USB対応のネットワークKBMスイッチを利用すると非常に便利です。USB対応のネットワークKBMスイッチはUSBで接続できる機器の制御を行うことが出来るため、通常のコンソールでは操作できないストレージ等の操作や電源の制御も可能となるため、遠隔地でサーバーをリブートする際などに非常に便利です。
ネットワークKVM4スイッチの大きなメリットは、コンソールの詳細なコマンドをネットワーク上で送信できることにあります。単純なリモート接続のKVMスイッチの場合にはリモートコンソールの信号をそのまま対象のコンピューターシステムに伝達するため、複数の異なる拠点の制御を行う際には接続先を切り替えて行う必要がありましたが、ネットワーク対応のKVMスイッチであれば制御先をIPアドレスで指定し、コマンドをIPで送信できるため同時に複数の拠点の制御が出来るというメリットがあります。また、コンソール側のケーブルの配線もLANケーブルだけで済むので非常にシンプルとなり、接続誤りなどを防ぐことが出来ます。
USB対応のネットワークKBMスイッチを利用することで非常にシンプルに仮想環境を実現することが可能となります。